FOOD ENCYCLOPEDIA食材大百科

縞ホッケ

アイナメ科の硬骨魚。キタノホッケ、チシマホッケとも呼ばれるように北海道以北に分布し、体長は約50cm。体が細長く、真ホッケに似ていますが、体側に数本の黒い横帯があることと、真ホッケより寒冷で水深の深い海域に生息しているため、脂分が少ないのが特長です。固体変異に富み、暗黄色、緑黄色のものもいます。
弊社ではアメリカ産とロシア産の縞ホッケを主に取り扱いしております。漁獲時期は春と秋の2回に分かれており、秋の時期に獲れたものの方が脂のりがよく美味です。主に焼き物として使用されております。

縞ホッケ、シマホッケ、ほっけ 縞ホッケ、シマホッケ、ほっけ

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栄養成分
生活習慣病の予防に効果のあるビタミンAやB12、Dが豊富です。
食べ方
肉厚で脂ののりがよく、開き干しにすると美味しくいただけます。小麦粉をまぶし、バターで焼いたムニエル、から揚げにも。
豆知識
オホーツク海やベーリング海などに生息し、寒流の勢力の強いときは北海道南部まで南下することがあります。 栄養成分