FOOD ENCYCLOPEDIA食材大百科

秋刀魚

サンマ科の硬骨魚で、体長は約30cm。体は細長くて銀色に光り、下あごのほうが上あごより少し長いのが特徴。背は青黒く、腹は銀白色で、刀を連想させることからこの字があてられました。秋の味覚を代表する魚の一つで、晩秋に最も脂が乗って美味。北太平洋の広い範囲に分布しますが、特に日本近海を主な生息水域とします。
弊社では北海道産の秋刀魚を取り扱っております。漁獲時期は8-11月で秋の魚の代表的な存在です。焼き・揚げ・煮つけのどの調理方法でも美味しくいただける万能な魚です。

秋刀魚、サンマ、さんま 秋刀魚、サンマ、さんま

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栄養成分
血液をサラサラにするEPAや脳の働きを活発にするDHAのほか、消化を助けるナイアシンも豊富に含まれています。
食べ方
脂の乗ったものは、塩焼きにし、大根おろしを添えて食べるのが一般的。そのほか、なますや蒲焼にしてもよく、生姜煮、みりん干しなどの加工も行われます。
豆知識
秋刀魚漁は江戸時代に紀州で始まり、明治末期には北関東や東北の沖合まで漁場が広がりました。