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銀鮭

サケ科の硬骨魚で、体長は20-30cm。サケに似ていますが、全体的にサケより太く、尾びれの後縁が直線的なのが特徴。夏から秋にかけて河川を上り、2、3回にわけて産卵。孵化した小魚は体長が10-15cmに成長するまで河川に生息し、数年後の春、海に降りて成熟します。しばらくすると、再び産卵のために河川を遡ります。
弊社ではチリ産の養殖した銀鮭を主に使用しており、漁獲時期は11-12月です。養殖物は脂ののりがよく、身の色もきれいです。焼き物が特に美味しくお召し上がりいただけます。

銀鮭 銀鮭

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栄養成分
消化吸収の良いたんぱく質に富み、脂肪もEPAやDHAなどの不飽和脂肪酸が中心の健康に良い魚です。
食べ方
銀鮭の切身は骨が少なく、ムニエルやバター焼きに最適。ムニエルにするときは、銀鮭に塩・コショーを多めに振り、焦げすぎないようにすることがポイントです。
豆知識
腹側の体色が銀灰色であることが名前の由来。旬は秋から冬にかけてのシーズンで、味がよいため養殖も盛ん。